木々の目覚め 芋焼酎祁答院蒸溜所 黒麹木槽芋焼酎
『木々の目覚め』は祁答院蒸溜所蒸留所さんが鹿児島県の焼酎蔵として初めてての試みとなる木槽仕込みです。
仕込に普通、ホーロータンクやカメ壷が一般的に使われますが、保温性・保湿力が高く、発酵が穏やかに進むという特製を持つ『木槽』を使用しています。
より良い酒質の焼酎つくりに手間隙かけての取り組みには頭が下がる逸品です。
封を切ると、やさしい芋の香りと、木槽のかおりがほのかに心地よく感じられます。
そして、木槽で仕込むため、もろみの発酵が穏やかに終息して、甘く丸みのある余韻もお楽しみいただけますよ!
日本初の木槽焼酎蔵
黒瀬明杜氏が、五感を研ぎ澄まし、かつてない最良の酒質をめざした木槽仕込み。
木槽のほのかな匂い、やさしい芋の香りを感じます。木槽によるおだやかな発酵がもたらした至福の一滴。
白麹の、のどごしの良さ、ライトな味わい、心地良い余韻が特徴です。
鹿児島県で唯一の木槽仕込み焼酎です。
■木槽(もくそう)とは
木槽は、木製(杉)の容器、(木のお風呂のようなもの)です。木の厚みにより外気温の影響を受けにくく、保温性、保湿性が高い特性があります。
このため、もろみの発酵が穏やかに進み、発酵ムラがなくなることで、酒質への好影響を与えるといわれます。
【蔵元情報】
平成19年10月に立ち上がった祁答院蒸留所。
前身である西酒造場は甑島で長年焼酎の製造を行い、代表銘柄である「青潮(あおしお)」で知られていたが、蔵主である西氏の体調の理由から製造の継続が危ぶまれていた。
そこで同商品を次代へとつなぎ、さらに新たな価値を提案したい、そんな志を抱き、霧島町蒸留所のオーナーを務める古屋芳高氏が継承することを決意をしました。
甑島の蔵は建物・設備が老朽化し、焼酎粕の陸上処理も難しいことから、同地での継続は断念、祁答院町藺牟田へ移転し新蔵を建造することとなった。
蔵人たちは、「たった一歩を踏み出したばかりの新しい蔵だが、蔵人たちの作った焼酎が飲まれた時、手作りの優しい味を感じてもらえるような、あたたかな蔵でありたい」と語っています。
味わい

香り

蔵元 | 祁答院蒸留所 |
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